07 July

晴明様観察日記 第一幕主出動する!編

久しぶりに無口童女のねつ造日記・・・松虫ちゃんの晴明様観察日記




太陰暦 如月某日

主上が、豊楽院での宴中に病でぶっ倒れたらしくて、
宮の使いが晴明様を呼びに陰陽寮に来たの。
・・ていうか、なんでウチにくるわけ?
ウチは陰陽寮なのよ、病人の件はまず典薬寮に行きなさいよ。
117番と119番をかけ間違えてるくらいの間違いだと思うの。
それに只今、晴明様=万歳楽様はそっちの宴に出演中です。

 ・・・・と、思ったら猛ダッシュで帰ってきたわ、晴明様。

  「はー、豊楽院から陰陽寮ダッシュはきついな~。」
  「・・。」(晴明様お見事です、2分45秒でお戻りとは。)
  「さて、変身だ。いつもの面を被るぞ。」
  「・・・・。」(晴明様、そのお面は違います。)


                                          謎の石仮面
  「ゴゴゴゴゴゴ松虫、俺は人間をやめるぞぉぉぉ。」
  「・・・・。」(・・・・元々人じゃないですよね。
それに、ネタ的に十分使い古されてるし・・。)
 「松虫、そういう突っ込みはソフトにね。」
  「・・・。」(ところで主上のお薬はどれですか?)
  「もう、これでいいよ。」
  「・・・。」(それ、アタシのおやつの苺カルピスです。)
  「じゃ、これでいいよ。」
  「・・・。」(それは卜部が通販で買ってた特製甘酒です。)
  「(ごっくん)・・・うん、旨いな。」
  「・・・・・。」(あ~っ飲みましたね!けっこう高かった
みたいですよ。その甘酒。)
  「そういえば主上が倒れてるんだっけな。」
  「・・・・・・・。」
  「いざ出動だ!松虫!!(キリッ)」
 「・・・。」(ですから・・主上のお薬は?)
 「もう、※琴藤の机にあったこの“いろは水“でいいよ。」
 「・・・。」(上司だからって部下のストック飲み物を。)
 「これに適当に“呪“をかけて、と。」
 「・・・。」(・・・て、適当って········emoji)
 「二次元の陰陽師ってのは、何でも可能な訳なのだ。」
 「・・・。」(ミもフタもないです。)
 「薬でーきたっ。あとは変身だ。呪文を唱えるぞ。」
 「・・・。」(いつものアレですね。後ろ向いてますから。)
 「変身魔法少女の如く、一瞬“全裸“になっちゃうからなあ。」
 「・・・・・・・・・・・・・・。」
 「勾玉プリズムパワーキュアップラパパッスマイルチャージ
エンゲージLove契約のもと万歳楽が命じるハニーフラ~ッシュ!」(ピカーemojiemoji)
  「晴明に変身完了!!!」
 「・・?」(そういう変身なら最初の は何ですか?)





・・・・・・・でなんとか内裏に間にあったわけ。
 晴明様が怪しすぎて、バレていない方が奇跡な位だわ。
まあ、お陰で助かってるけど。・・・・まったく、
おめでたすぎるやんごとなきお方の多い宮中だわね。
いつも思うけど。

by松虫


<おわり>



※琴籐  陰陽寮No2と云われてる外伝(賭弓)にちらっと出てくる
     おっさんのことです。